製品情報

独自のニードルパンチ製法により造られるムライト組成の結晶質アルミナ繊維「MAFTECTM」は、高い耐熱性・断熱性・クッション性を有し、1600℃の高温環境下でも優れた寸法安定性を発揮します。また、高度な繊維径制御技術により吸入性粉じん（WHOファイバー）を実質的に含まないことから、製品の安全面に配慮していることも特徴の一つです。これらの機能・特性を活かし、「断熱材」「自動車の排ガス触媒コンバーター用把持材（サポートマット）」などさまざまな用途にご使用いただいています。

独自の製法により造られる結晶質アルミ繊維MAFTECTMは耐熱性に優れ、1600℃という超高温下でも安定した性能を発揮するだけでなく、1300℃までの高温下でも柔軟性とクッション性を失わない特性を持っています。この特性を活かして、製鉄所の断熱材や自動車の排ガス触媒コンバーターなどの過酷な環境下でご使用していただいています。特に、排ガス触媒コンバーターでは走行中に発生する振動や衝撃からデリケートなセラミック触媒担体を確実に保護する把持材として、長年にわたり世界中で高い評価を得ています。

MAFTECTM Blanketは両面からのニードル加工により均一な厚みを実現しています。適度な割合の空気層を持ち、低熱伝導率による優れた断熱効果を発揮します。激しい気流に耐える高い耐風食性も有し、また、耐火レンガなどと比べ低密度で軽量なので、導入設備の軽量化および省エネルギーに役立ちます。

独自の繊維径コントロール技術により平均繊維径を5~7μmに制御。呼吸により肺胞に到達し健康に悪影響を及ぼすとされるWHOファイバー（3μm未満の繊維)を実質的に含まないため、安全にお取り扱いいただけます。